The Harvest of the Year 2002

The Harvest of the Year 2002
(Jul. - Dec.)

2002年の収穫ベスト10 （下半期分）
（順不同）

	Wayne Fontana & The Mindbenders - The Game Of Love (Japan LP, with OBI) 実を言うとカットアウト盤なのですが、帯付きは非常に珍しいのでベスト 10に入れました。ebayで落札したものですが、カットアウトでなければその10倍は覚悟しなければならなかったところです。
	10cc - I'm Not In Love (Turkey 7") トルコ盤の珍しいピクチャー・スリーヴ付きです。それにしても、この絵の 4人は誰なんでしょう。1人は明らかに女性だし…。
	Friday Browne - Getting Nowhere (UK 7", demo) Grahamが曲を提供した女性シンガーです。このレコードだけ、名字のBrownにｅが付いています。
	The Shindigs - A Little While Back / Why Say Goodbye (UK 7", demo) Ｇｒａｈａｍが曲を提供したレコードの中でも、かなり初期の方に属する一枚です。ＡＢ面ともにＧｒａｈａｍの作品です。
	Wayne Fontana & The Mindbenders - Um, Um, Um, Um, Um, Um (Germany 7") ＷＦ＆Ｍのドイツでの発売状況は、資料がなくあまり知られていませんが、ピクチャー・スリーヴ付きはおそらくこれが最も古いのではないでしょうか。
	Kasnat & Katz Fighter Squadron - When He Comes (Germany 7") ドイツebayで見つけたものですが、10cc関連との記載もなく(たぶん出品者も気づいていない)、偶然Fighter Squadronで検索したところ、引っかかってきたものです。商品説明にはアーティスト名と曲タイトルだけしかなく、入札できたのは運が良かったとしか言いようがありません。
	Godley & Creme - Freeze Frame (UK 2LP, acetates) 苺のマークがキュートな2枚組アセテート。G&Cが分裂後もストロベリー・マスタリング・スタジオを使用していたことは、これよりあとの「Under Your Thumb」のアセテート盤でも証明されていますが、それにしても珍しいアイテムです。都内の某店で入手。
	John Paul Joans - The Man From Nazareth (Denmark 7") ここ2、3年取り引きのあるデンマークのディーラーから買いました。ストロベリー・ジャムの1枚です。JPJという人の顔、このジャケットで初めて見ました。
	The Mindbenders + v.a. - To Sir With Love (Original Soundtrack, Japan LP, sample, without OBI) 英国盤や米国盤とは異なるジャケットのサントラ盤です。帯があればもっと評価が高かったと思いますが、コンディションからもこんなところでしょう。但し、サンプル盤には最初から帯はないとの説もあります。
	Downliners Sect - The Cost Of Living (Sweden 7") モッズ・ビート系コレクターに異様な人気を誇るバンドの最後期のシングル。 UKオリジナルも数十ポンドしますが、これも、ヤードバーズのスウェーデン盤並みの値段でした。A面がGrahamの作品です。

The Harvest of the Year 2002
(Jan. - Jun.)

2002年の収穫ベスト10 （上半期分）
（順不同）

	Graham Gouldman - Wheel Spins (USA 10" acetate) Kasenetz Katz セッションでレコーディングされた幻の一曲。Graham が自演しているアセテート盤です。
	Peter Cowap - Man With The Golden Gun (UK 7") (UK 7" demo) これはStrawberry Jam の一曲。ＧＥＭＭで偶然見つけました。ずっと探していたのに・・・と思っていたら、数ヵ月後に今度はデモ盤も手に入りました。
	The 3 1/2 - Hey Mom Hey Dad (US 7", demo) Graham 作品ということで、長年探していましたが、ようやくebayで見つけました。Ｂ面はなんと、ＭｉｎｄｂｅｎｄｅｒｓでおなじみのＴｏｎｉ　Ｗｉｎｅ　＆　Ｃａｒｏｌｅ　Ｂａｙｅｒの作品です。
	The Mockingbirds - That's How　(It's Gonna Stay) (UK 7", demo) レギュラーは英米盤とも持っていますが、　デモ盤がＧＥＭＭにありました。レーベルのデザインが大きく違います。
	Wayne Fontana & The Mindbenders - Eric Rick Wayne Bob (Japan LP, sample, without OBI) ＵＫオリジナルとはジャケ違いのセカンド・アルバムです。曲順も異なる上に、擬似ステレオです。これで帯もついていれば申し分ないところでしたが、白レーベルの見本盤だったので、迷わず購入しました。その後、ヤフーオークションでレギュラー盤の帯なしが出品されてましたが、最低落札価格5万円に対し、3万5000円までつけた人がいましたが、流れてしまったようです。
	Wayne Fontana & The Mindbenders - Eric Rick Wayne Bob (Taiwan LP, orange vinyl) 台湾盤です。髪を黒く塗りつぶしてあるのは何か意図があるのでしょうか。それはともかく、この鮮やかなオレンジ色のヴィニールには心躍らされます。そういえばこの当時のストーンズなど、やたらとカラー・ヴィニールが多かった気がします。
	WAX - Ingles Americano (American English) (Argentine LP) 一見、何の変哲もないＷＡＸのアルバムですが、タイトル部分をよく見てください。スペイン語で表記されています。裏ジャケットの曲名もスペイン語表記です。
	10cc - The Original Soundtrack (US CD, unreleased DCC 24k gold) モービル・フィデリティ社（ＭＦ）のデジタル・リマスター盤が出てしまったためにお蔵入りした、ＤＣＣ社製の24ｋゴールドＣＤです。ebayで買ったのですが、出品者はこれを数十枚持っていたらしく、あとからあとから小出しにするため、毎回60ドル以上の高値になっていました。さて、肝心の音は・・・、やはり、ＭＦの方が上かも。
	Billy C. Farlow & His Band - For Your Love / Foolin' Around (US 7") これも一見、何の変哲もないＹａｒｄｂｉｒｄｓのカヴァーですが、実はなんと、Ｂ面もＧｒａｈａｍ作品。他では聞いたこともなかったレコードですが、80年リリースということで、10ｃｃが休業状態のときに作った曲かもしれません。
	Graham Gouldman - Walking With Angels (UK CD, promo) Grahamのソロ・アルバム「And Another Thing」のアドヴァンス・プロモ・ＣＤ-Ｒです。現在のタイトルに決まるまでは、こういう仮タイトルだったのですね。正式リリースされたものとは曲順が違います。