In Concert
(King Biscuit Flower Hour Presents)
1995

米国のFM番組「キング・ビスケット・フラワー・アワー」のために
レコーディングされた75年秋のサンタモニカ公演が、
20年を経てデジタル・リマスターされ、ようやく全世界に発表されました。
有名な海賊盤「Going Pink On Purpose」で一部は知られていた
音源ですが、権利の関係で収録できなかったサードアルバムからの
曲などを除く全曲が収録されました。
因みに、収録されなかった曲は、「Flying Junk」「The Film Of My Love」
「Art For Art's Sake」「Neanderthal Man」とみられます。
この他に、「Going−」収録の「The Second Sitting For The Last Supper」
「I'm Not In Love」も演奏された可能性があります。
演奏そのものは粗削りな部分もありますが、
エネルギッシュな若々しさは十分にそれを補っています。
Lolの狂気、Ericの熟練、Kevinの重厚、Grahamの堅実、
そしてサポートのPaul Burgessの精緻。これらが絶妙のバランスで
組み合わさった、彼らの絶頂期のライヴです。
なお、日付のクレジットが11月11日となっていますが、11月26日の誤りです。
この日付は当時のシングルの解説文や雑誌のレヴューにも頻繁に登場し、
マスコミ関係者も招待されていたことがうかがえます。


Intro
Silly Love (Creme, Stewart)
Baron Samedi (Stewart, Gouldman)
Old Wild Men (Godley, Creme)
Sacro-Iliac (Godley, Gouldman)
Somewhere In Hollywood (Godley, Creme)
Donna (Godley, Creme)
Ships Don't Disappear In The Night, Do They? (Gouldman, Stewart)
The Worst Band In The World (Creme, Gouldman)
The Wall Street Shuffle (Stewart, Gouldman)
Rubber Bullets (Godley, Creme, Gouldman)

GER KING BISCUIT 908003.2
(front)
最初に発売されたのは、このドイツ盤でした。

(back)
プラスチックケースにKing Biscuit
のマスコットが描かれていました。

JAP SONY SRCS-8124
w/OBI (front)
日本盤。MCまで完訳した歌詞カード付き。

(back)

USA BMG 70710-88003-2
(front)
ドイツ盤よりやや遅れて発売された米国盤。

(back)
ライナーノーツの中に当時の
セットリストの写真があり、コンサートの
全貌を窺い知ることが出来ます。
LIVE ON THE KING BISCUIT

UK KING BISCUIT KBFHCD 015
Issued in 1996
英国盤は約1年遅れて発売されました。

CREDITS
Kevin Godley: Drums, Vocals
Lol Creme: Guitar, Vocals, Keyboards
Eric Stewart: Lead Guitar, Vocals
Graham Gouldman: Bass, Vocals, Guitar
(Paul Burgess: Drums, Percussion - uncredited!)

Recorded on Nov. 11 (the truth is 26), 1975


PROMOTIONAL SAMPLER

USA KING BISCUIT KBJC-01
プロモ用のオムニバスCDで、12アーティストの
13曲が収録されています。10ccは「Silly Love」
です。レコーディングクレジットはNov. 26,
1974とありますが、正しくは1975年です。

CAN KING BISCUIT KING 1
左と同様のオムニバスCDですが、こちらは
10アーティストの10曲を収録。10ccは
「Silly Love」です。





OTHER ISSUES & REISSUES

LIVE

USA EMI-CAPITOL 72435-24595-2-0
Issued in 2000
2000年に発売された、廉価盤の米国盤。









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